プログラムで文字列を表現する中で「固定長」、「可変長」と区別して考えることがあります。
固定長とは
固定長は文字数が明示的に定義されている場合を意味します。
例えば文字数が「固定長で10文字」と定義されていている場合は必ず10文字である必要があります。
No. | 文字列 | 固定長で表現した場合 |
1 | 1 | 「1 」 |
2 | 1234567890 | 「1234567890」 |
3 | 123 | 「123 」 |
4 | 123456 | 「123456 」 |
このように何らかの形で文字数を揃える場合を「固定長」といいます。
上表の例では「後方スペースパディング」で表現した場合になります。
可変長とは
可変長とは文字数の上限を明示的に定義した文字列になります。
例えば文字数が「可変長で10文字」と定義されている場合は10文字以内であればよいということになります。
No. | 文字列 | 可変長で表現した場合 |
1 | 1 | 「1」 |
2 | 1234567890 | 「1234567890」 |
3 | 123 | 「123」 |
4 | 123456 | 「123456」 |
このように文字列をそのまま扱う形になります。